セレン化亜鉛(ZnSe)材料 広い波長範囲(0.5μm~22μm)にわたって優れた光透過率を示します。高出力CO₂レーザーシステムのミラーやビームスプリッターの基板材料として広く使用されています。さらに、優れた屈折率の均一性と安定性により、熱画像システム、医療機器、産業用熱放射計、赤外線分光計などの窓材やレンズなどの用途に最適です。
商品番号 :
ZnSe Windows製品の原産地 :
FuZhouプロパティ:
結晶構造 | 立方晶系/多結晶系 |
結晶子サイズ(直径) | <100μm |
密度(g/cm³) | 5.27 |
抵抗率(Ω・cm) | >1012 |
化学純度(%) | 99.9996 |
屈折率不均一性 @632.8nm | <3×10-6 |
バルク吸収係数 @10.6μm | <0.0005cm-1 |
熱光学係数(dn/dT)@10.6μm | 6.1×10-5/℃ |
標準製品:
サイズ仕様 | プロファイル精度 | 表面形状精度 | 並列精度 | コーティング波長帯域 |
10-100mm | ±0.05mm | λ/6@632.8nm | 10秒角 | 400~700nm、700~1100nm |
セレン化亜鉛 (ZnSe) ウィンドウを選択する理由は何ですか?
セレン化亜鉛(ZnSe)ウィンドウは、0.6~16μm(特に8~14μm LWIR)における高い透過率、低分散性、そして熱安定性から好まれています。適度な屈折率(n≈2.4@10μm)により、光学系における色収差補正が可能です。高いレーザー損傷閾値を特徴とするため、CO₂レーザー(10.6μm)ウィンドウ、IRイメージングレンズ、分光計プリズムなどに適しています。ZnSeはゲルマニウムよりも柔らかい(モース硬度約2.5)ものの、湿度の高い環境における耐湿性はゲルマニウムを上回ります。